1.世界の終わり
作詞:チバユウスケ
作曲:THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
悪いのは全部 君だと思ってた
くるっているのは あんたなんだって
つぶやかれても ぼんやりと空を
眺めまわしては 聞こえてないふり
世界の終わりは そこで待ってると
思い出したよに 君は笑い出す
赤みのかかった 月が昇るとき
それで最後だと 僕は聞かされる
ちょっとゆるやかに だいぶやわらかに
かなり確実に 違ってゆくだろう
崩れてゆくのが わかってたんだろ
どこか変だなと 思ってたんだろ
世界の終わりが そこで見てるよと
紅茶飲み干して 君は静かに待つ
パンを焼きながら 待ち焦がれてる
やってくる時を 待ち焦がれてる
世界の終わりは そこで待ってると
思い出したよに 君は笑い出す
赤みのかかった 月が昇るとき
それで最後だと 僕は聞かされる
世界の終わりが そこで見てるよと
紅茶飲み干して 君は静かに待つ
パンを焼きながら 待ち焦がれてる
やってくる時を 待ち焦がれてる
2.strawberry garden
3.ブラック・タンバリン
作詞:YUSUKE CHIBA
作曲:THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
3年待っても 兆しは見られない
3年経っても 動きはおこらない
カナリヤの歌声に合わせて
リズムを振れば
焼け落ちた夢のカケラがメシの種
明日は何をする クロイ タンバリン
あいつが訪れ おいらにこう言った
君は今まで どこで何をしてた?
相も変わらぬステキな色 ぬりたくってました
焼け落ちた夢のカケラがメシの種
明日は何をする クロイ タンバリン
トンデヤリマクレ クロイ タンバリン
3年待っても 兆しは見られない
3年経っても 動きはおこらない
カナリヤの歌声に合わせて
リズムを振れば
焼け落ちた夢のカケラがメシの種
今日も泣いている クロイ タンバリン
クロイ タンバリン
クロイ タンバリン
クロイ タンバリン
4.リリィ
作詞:チバユウスケ
作曲:THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
こめかみ指で こじ開けてから
意識トバして 帰るよ リリィ
ゆるいカーブ 鈍い音の バケツの中
あふれかえる パスタの山
かきわけてた
あふれかえる パスタの山 泳いでいた
窓から見える空は そこでくもっていた
風が吹いたら それが合図だ
意識トバして 逃げるよ リリィ
だらけたまま 目の合わない
犬みたいだ
フェンスの上 ぶらさがって
ヨダレたらそう
けむりだけが 上にたまる
掃いて捨てよう
窓から見える空は そこでくもっていた
風が吹いたら それが合図だ
意識トバして 逃げるよ リリィ
ゆるいカーブ 鈍い音の バケツの中
あふれかえる パスタの山
かきわけてた
あふれかえる パスタの山 泳いでいた
混ざってゆく 混ざってゆく
くさりかけだ
こめかみ指で こじ開けるから
息吹きかけてよ 帰るよ リリィ
晴れたらソファで
何を見ようか リリィ
雨ならシャボンに
くるまれたいね リリィ
5.キャンディ・ハウス
作詞:チバユウスケ
作曲:THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
これくらいのひとつぶ
するり 飲みこんで
いちごジャムのついた皿をもてあそぶ
さびたキッチンの中
笑いが止まらない
こんな時は
なんて言えばいいのだろう
苦しまぎれに言われたい
「Go Back, Candy house」
どれくらいのスプレー
空にしたのか
陽だまりのベランダ にじむオレンジ
泣き声のするむこう 植木を投げる
こんな時は
なんて言えばいいのだろう
苦しまぎれに言われたい
「Go Back, Candy house」
大事そうに並べてる
ブーツの底には
水色のキャンディが
へばりついたまま
なめらかな話を 続けておくれ
例えば草原の羊の昼寝
こんな時は
なんて言えばいいのだろう
こんな時は
なんて言われたいのだろう
苦しまぎれに聞いてみたい
「Go Back, Candy house」
6.シャンデリヤ
7.blue nylon shirts(from balcony)
作詞:YUSUKE CHIBA
作曲:THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
風の無い日に 浮き足立ってる
潜るよにして からまっている
青いナイロンのシャツ
風のない日に 流れ出してる
つかむよにして 巻き込んでいる
青いナイロンのシャツ
あたたかな日々を 転げ落ちる
あたたかな日々を 転げ落ちる
青いナイロンのシャツ
風の無い日に 振り返っている
枯れるよにして 吐き出している
青いナイロンのシャツ
8.ゲット・アップ・ルーシー
作詞:チバユウスケ
作曲:THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
※ねぇルーシー 聞かせてよ
そこの世界の音
黙り込む 黙り込む
ゲット・アップ・ルーシー※
△ねぇルーシー 教えてよ
空で花を見たか
黙り込む 黙り込む
ゲット・アップ・ルーシー
ゲット・アップ・ルーシー
憧れの森のなか歩いてるけど
眼は閉じたまま△
ねぇルーシー 二人
幸せ見つけたね
終わりだね 終わりだね
ゲット・アップ・ルーシー
ねぇルーシー かなり
深い海に来てる
沈み込む 沈み込む
ゲット・アップ・ルーシー
ゲット・アップ・ルーシー
あこがれの森の中歩いてるけど
目は閉じたまま
(※くり返し)
(△くり返し)
歩いてるけど 眼は閉じたまま
ゲット・アップ・ルーシー…
9.バードメン THE BIRDMEN
作詞:チバユウスケ
作曲:ミッシェル・ガン・エレファント
FLY! FLY! BIRDMEN!
暗がりでセビレしびれたいなら
イナズマを呼んできて欲しいと言え
じめる うなだれ つまさきで
ひとめ見たならあとはトぶだけ
FLY! FLY! BIRDMEN!
明るみで足をとられてもがく
つぶれたら別にさわりたくもない
じめる うなだれ つまさきで
ひとめ見たならあとはトぶだけ
FLY! FLY! BIRDMEN!
FLY! FLY! BIRDMEN!
さっきまでがアタマの中ではねた
転がりは見えないままでがなる
踊るロマンのチミドロで
軽くなるだけあとはトぶたけ
FLY! FLY! BIRDMEN!
FLY! FLY! BIRDMEN!
10.カルチャー
作詞:チバユウスケ
作曲:THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
花束かかえ
むかえにきてよ ハニー
ひっくりかえるような
甘い言葉吐いて
高くまいあがらせては
むせかえるよ カルチャー
花束すてて
つれていってよ ハニー
まわりこむような
スライディングきめて
高くまいあがらせては
むせかえるよ カルチャー
枯れちゃう
花束あつめて
へたりこんでよ ハニー
みがきこむように
プラスチックかんで
高くまいあがらせては
むせかえるよ カルチャー
枯れちゃう
カルチャー
枯れちゃう
11.ハイ!チャイナ!
作詞:YUSUKE CHIBA
作曲:THEE MICHELLE GUN ELEP
吐きたいね 吐いちゃいな
吐きたいね 吐いちゃいな
吐きたいね 吐いちゃいな
吐きたいね 吐いちゃいな
飲みこんで ためこんで あたれば 吐いちゃいな
吐きたいね 吐いちゃいな
吐きたいね 吐いちゃいな
吐きたいね 吐いちゃいな
吐きたりねぇ 吐いちゃいな
飲みこんで ためこんで あきれば 吐いちゃいな
吐きたいね 吐いちゃいな
吐きたいね 吐いちゃいな
吐きたいね 吐いちゃいな
吐きたいね 吐いちゃいな
飲みこんで ためこんで あたれば 吐いちゃいな
12.アウト・ブルーズ
作詞:チバユウスケ
作曲:THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
聞こえない 谷まで ぶらりとゆくだろう
アウト・ブルーズ! アウト・ブルーズ!
なんでもない 街まで だらりとゆくだろう
アウト・ブルーズ! アウト・ブルーズ!
まきちらして だらしなく アウト・ブルーズ!
そうでもない 国まで ふらりとゆくだろう
アウト・ブルーズ! アウト・ブルーズ!
まきちらして だらしなく アウト・ブルーズ!
アウト・ブルーズ! ブルーズ!
どうでもない 谷間で ぐらりとくるだろう
アウト・ブルーズ! アウト・ブルーズ!
まきちらして だらしなく アウト・ブルーズ!
アウト・ブルーズ! アウト・ブルーズ!
アウト・ブルーズ!
13.深く潜れ
作詞:Yusuke Chiba
作曲:thee michelle gun elephant
青でカベをぬりつぶして 垂れたペンキで顔を洗う
青い場所にひそんでたい 青い海に潜ってたい
深く潜っててもいい? 深く潜ったままでいい?
深く潜っててもいい? 深く潜ったままでいい?
時々 顔のぞかせて 君が息をしてるのを
確かめにゆくから 確かめにゆくから
深く潜っててもいい? 深く潜ったままでいい?
深く潜っててもいい? 深く潜ったままでいい?
深く潜っててもいい? 深く潜ったままでいい?
14.ブギー
作詞:YUSUKE CHIBA
作曲:THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
ずれたままで行った
帰り道知らない
戻らない 進まない
始めからそうだった
くさるクサレゴト
目の前はクラクラ
フラフラ咲いて
カラカラ鳴いた
続いてくんだろう
ずれたままで行った
前より遠かった
はやくもない おそくもない
髪は伸びすぎた
切らなくちゃ 切らなくちゃ
目の前をチラチラ
フラフラ咲いて
カラカラ鳴いた
繰り返すんだろう
フラフラ咲いて
カラカラ鳴いた
誰のせいなんだろう
何が何でどうだ
尻のきれた風が
横切って転げた
はりついたウルサイが
音無しで回るんだ
ただそれくらいだろう
フラフラ咲いて
カラカラ鳴いた
続いてくんだろう
それでまた続いてくだろう
それでまた繰り返すだろう
これは誰のせいなんだろう
それはわかってるんだろう
15.キラー・ビーチ
作詞:yusuke chiba
作曲:thee michelle gun elephant
地球を舐め回して
砂浜にくずれている
アンテナすらない
ブラウン管の火花
垂れ落ちるアイスクリーム
真夏の太陽に
くいちぎられた空
残された影は
200Wのライト
垂れ落ちるアイスクリーム
「ナイフで貫いた おいらの心臓くらえよベイビー」
べとつく砂の上を
はだしで歩いている
ねそべった空気
ペタペタと鳴らす
垂れ落ちるアイスクリーム
「腹わた切り開いて あたしのお肉をたべてよダーリン」
アタマの後ろで
耳なりが消える
垂れ落ちるアイスクリーム
しらけた心臓とひき肉飛び散るキラー・ビーチ
16.CISCO ~想い出のサンフランシスコ(She's gone)
作詞:Yusuke Chiba
作曲:thee michelle gun elephant
Cisco!
Cisco!
Cisco!
Cisco!
17.ジェニー
作詞:Chiba
作曲:thee michelle gun elephant
さんざん眠って夢を見た
あばらが折れていた
ケムリが骨に染み渡る
スキマに風が鳴る
ジェニー ジェニー どこにいる 嵐で見えやしねえ
アタマを抱えてどこへゆく
シケてる野郎共
タツマキおこして火をつけろ
あの娘を探し出せ
ジェニー ジェニー どこにいる
嵐で見えやしねえ
ジェニー ジェニー どこにいる
嵐で見えやしねえ
全てが渦巻くつむじ風
ドクロ旗なびかせ
南々西に舵を取れ
あの娘が泣いてるぜ
ジェニー ジェニー どこにいる 嵐で見えやしねえ
世界の終わりが砕け散る
悲しみ見あたらねえ
七つの荒海制覇しろ
あの娘に会えるまで
ジェニー ジェニー どこにいる
嵐で見えやしねえ
ジェニー ジェニー どこにいる
嵐で見えやしねえ
嵐を裂いてゆけ
嵐を裂いてゆけ
嵐を裂いてゆけ
18.スモーキン・ビリー
作詞:チバユウスケ
作曲:ミッシェル・ガン・エレファント
ヤニで固めてる タンクちぎれて
あふれ出したんだ ”愛という憎悪”
yeah! スモーキン・ビリー!
yeah! スモーキン・ビリー!
目の裏側で ミルクこぼれて
流れ出したんだ ”愛という憎悪”
yeah! スモーキン・ビリー!
yeah! スモーキン・ビリー! yeah!
ヤニ黒焦げた 夜の左手
描き出したんだ ”愛という憎悪”
yeah! スモーキン・ビリー!
yeah! スモーキン・ビリー! yeah!
ヤニでつぶれてる 喉の奥で
吐き出してたんだ ”愛という憎悪”
(I don't wannna go)
yeah! スモーキン・ビリー!
yeah! スモーキン・ビリー!
yeah! スモーキン・ビリー!
yeah! スモーキン・ビリー!
yeah! スモーキン・ビリー!
yeah!
19.G.W.D
作詞:チバユウスケ
作曲:ミッシェル・ガン・エレファント
うろつく涙 払いのけて
ここで何を見てたのかと
かすむまみれた日を抜けて
黄色い風に立っている
がなる われる だれる 声が
がなる われる だれる 聞こえる
のさばりすぎた喜びは
ずいぶん前に捨てたから
あれが何だか知っている
これが続くの知っている
がなる われる だれる 風が
がなる われる だれる 聞こえる
刻んだ瞬間を踏みちらすために
指から舐め出してくるぶしで終われ
がなる われる だれる 声が
がなる われる だれる 聞こえる
がなる われる だれる 風が
がなる われる だれる 聞こえる
20.GT400
作詞:チバユウスケ
作曲:ミッシェル・ガン・エレファント
I WANT THE MOTORCYCLE
青っぽい夜明け近く
そいつ またがるんだ
駆け抜いた 荒野に咲いた
サボテンの毒バリで
俺は死ぬのさ
I WANT THE MOTORCYCLE
青っぽい夜明け近く
そいつ またがるんだ
400の黒いやつで
トンネルは続くのさ
どっかいっちまえばいい
OH YEAH A HA HA OH YEAH
I WANT THE MOTORCYCLE
青っぽい夜明け近く
そいつ またがるんだ
ガソリンは残りわずか
銀行を襲うのさ
国境へ逃げるんだ
I WANT THE MOTORCYCLE
青っぽい夜明け近く
そいつ またがるんだ
400の黒いやつで
トンネルは続くのさ
どっかいっちまえばいい
OH YEAH A HA HA OH YEAH
I WANT THE MOTORCYCLE
青っぽい夜明け近く
そいつ またがるんだ
駆け抜いた 荒野に咲いた
サボテンの毒バリで
俺は死ぬのさ
I WANT THE MOTORCYCLE
青っぽい夜明け近く
そいつ またがるんだ
400の黒いやつで
トンネルは続くのさ
どっかいっちまえばいい
OH YEAH A HA HA OH YEAH
A HA HA
OH YEAH A HA HA OH YEAH
I WANT THE MOTORCYCLE
I WANT THE MOTORCYCLE
I WANT THE MOTORCYCLE
どっかいっちまえばいい
21.リボルバー・ジャンキーズ
作詞:YUSUKE CHIBA
作曲:THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
世界の果てに ボサノバが鳴り響いて
機嫌の悪いパレード どこにも終わる気配がない
はじけるキャンディー さよならベイビー
今日の風は俺に 泣いてるのだろうか
明日の風は俺に 吹いてるのだろうか
じゃりつくカウボーイ さよならベイビー
リボルバー・ジャンキーズ
軋んだ車を派手に 花で飾るのはどうだ
苦しまぎれに咲いた 煙のあがる6連発
はじけるクラクション さよならベイビー
トカゲのコインあふれる 赤土まじりトルネード
見上げた空には色が 色が消え失せていたんだ
じゃりつくカウボーイ さよならベイビー
リボルバー・ジャンキーズ
世界の果てに ボサノバが鳴り響いて
機嫌の悪いパレード どこにも終わる気配がない
はじけるキャンディー さよならベイビー
今日の風は俺に 泣いてるのだろうか
明日の風は俺に 吹いてるのだろうか
じゃりつくカウボーイ さよならベイビー
リボルバー・ジャンキーズ
22.ベイビー・スターダスト
作詞:チバユウスケ
作曲:チバユウスケ
白い肌をしてるあの娘が 17才で
手首を切ったことを 自慢げに話す
黄色い髪の男のアタマには
狂った恋のメロディーが流れてたんだ
ベイビー・スターダスト
ベイビー・スターダスト
ベイビー・スターダスト
ベイビー・スターダスト
天使はずいぶん悪魔に憧れていて
自分の羽をまっ黒に塗り潰した
どうしても角だけが生えてこないと
嘆く姿はどう見ても天使だった
ベイビー・スターダスト
ベイビー・スターダスト
ベイビー・スターダスト
ベイビー・スターダスト
白い肌をしているあの娘の声はまるで
ロデオ・マシーンにはしゃいでまたがっている
子供のように甲高くてやわらかで
風も雲もない海の月夜みたいだ
ベイビー・スターダスト
ベイビー・スターダスト
ベイビー・スターダスト
ベイビー・スターダスト
ベイビー・スターダスト
ベイビー・スターダスト
ベイビー・スターダスト
ベイビー・スターダスト
星くずのひとつの気分はこんな感じ
星くずのひとつの気分はこんな感じ
星くずのひとつの気分はこんな感じ
23.武蔵野エレジー
作詞:YUSUKE CHIBA
作曲:THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
パリに降るのはマティーニの雨
しけたタバコはオリーブの味
石畳にはマティスの顔
犬のクソごと流れてく
雨にうたれて考えてたのは
2年前に出てったあの娘のこと
うすれた頃に海の向こうから
元気ですかと一言のエアメール
あいつ今頃ケムリになって
気ままに空をとんでいるのだろう
武蔵野に降る雨にうたえば
さよなら告げる鐘が鳴る
24.暴かれた世界
作詞:チバユウスケ
作曲:THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
ロデオ・タンデム・ビート・スペクターが
俺の背骨を貫くだろう
ロデオ・タンデム・ビート・スペクターが
お前の頭かち割るだろう
年老いたブルーバード
雪の降るコンクリート
モノクロームの大地
パーティーは終わりにしたんだ
暴かれた世界は オレンジのハートを
抱きしめながらゆくとぐろをまく闇
スピード・目隠し・死人列車
ヘルメットの数59で
ピース・マークだけで全て片付ける
奴にあきあきしてる
泥だらけ花売り女
つばめ服の占い師
火を吹くテネシーブーツ
パーティーは終わりにしたんだ
暴かれた世界は オレンジのハートを
抱きしめながらゆくとぐろをまく闇
悲しくなんてないし
香港のガラス張りの
ビルが輝いたくらいで
パーティーは終わりにしたんだ
ロデオ・タンデム・ビート・スペクターが
俺の背骨を貫くだろう
ロデオ・タンデム・ビート・スペクターが
お前の頭かち割るだろう
年老いたブルーバード
雪の降るコンクリート
モノクロームの大地
パーティーは終わりにしたんだ
暴かれた世界は オレンジのハートを
抱きしめながらゆくとぐろをまく闇
暴かれた世界は オレンジのハートを
抱きしめながらゆくとぐろをまく闇
25.赤毛のケリー
作詞:YUSUKE CHIBA
作曲:THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
水牛の角でつくられた街で
焼かれた森の運命を知った
赤毛のケリー
針の錆びている 欠けたブローチには
月から来た石とだけ書かれていた
太陽と道が溶け合う場所の
先に広がるのは 凍りついた海
あの娘描くのは そこに住む魚
タツノオトシゴ アザラシの悲鳴
赤毛のケリー
あの娘描くのは 底に住む魚
タツノオトシゴ アザラシの悲鳴
ケリーの赤毛が西風に浮かぶ
湖の化粧して月の石をつける
ウインカーの出ない車には
ラムのブランケットが一枚まるまっている
あの娘描くのは 砂漠に降る雪
ゆらいで光る オアシス・アイス
赤毛のケリー
あの娘描くのは 砂漠に降る雪
ゆらいで光る オアシス・アイス
26.ドロップ
作詞:YUSUKE CHIBA
作曲:THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
ぶらぶらと
夜になる
ぶらぶらと
夜をゆく
じりじりと
夜になる
じりじりと
夜をゆく
神の手は
にじむピンク
ぶらぶらと
夜になる
ぶらぶらと
夜をゆく
なめつくした
ドロップの気持ち
じりじりと
夜になる
じりじりと
夜をゆく
神の手は
にじむピンク
27.サンダーバード・ヒルズ
作詞:YUSUKE CHIBA
作曲:THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
ハローベイビー
お前の未来を愛してる
大人になった
青い鳥達が
キミドリ原野
丘に集まった
少し雲った
気分のいい日
影で太陽が
目を細めてる
鉄の扉
コンクリート
突き破るほどの
声を持っている
一人の男
ついにさけんだ
ついにさけんだ
ついにさけんだ
ついにさけんだ
ついにさけんだ
ハローベイビー
俺は今を愛してる
この世の中が
青と赤だけで
できてるなら
ビルディングは
すべてまったいら
立体はみんな
ニセモノだってことさ
ニセモノだってことさ
ほんとは地球は
まるいはずなのに
ほんとは地球は
まるいはずなのに
ほんとは地球は
まるいはずなのに
ほんとは地球は
まるいはずなのに
サンダーバードの丘
風がとんでゆくのさ
風がとんでゆくのさ
サンダーバードの丘
あの娘は風になった
あの娘は風になった
俺達は風になった
あの娘は風になった
あの娘は風になった
俺達は風になった
あの娘は風になった
あの娘は風になった
俺達は風になった
あの娘は風になった
あの娘は風になった
サンダーバード・ヒルズ
サンダーバード・ヒルズ
ハローベイビー
お前の未来を愛してる
ハローベイビー
28.太陽をつかんでしまった
作詞:チバユウスケ
作曲:THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
※太陽をつかんでしまった男は
ライオンの付いたプールで死んでた※
HE GOT THE SUN…
暗闇の中に生きてきた男は
生まれ変われると信じた
HE GOT THE SUN…
太陽をつかんでしまった男は
太陽から手を放したくなかった
HE GOT THE SUN…
彼の身体は引力を超えて
真珠のネックレスが
はじけた 空へ うかんで
HE GOT THE SUN
アカプルコに向かっている 小型ジェットの中
パーティーを続けてた 彼女は気付かないまま
HE GOT THE SUN…
太陽をつかんでしまった男は
どうしてもそこから 動けずに立ってた
HE GOT THE SUN…
最後に見た夢は
二人の子供に囲まれた自分
HE GOT THE SUN…
エルパソに咲く花も ヤシの実を見てないと
泣いたりするんだろうね 僕はそう思う
HE GOT THE SUN…
HE GOT THE SUN…
(※くり返し)
29.ジプシー・サンディー
作詞:YUSUKE CHIBA
作曲:THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
流れてゆく夜と時間の途中で
12月が汚れ始めたその時から
あの子に居場所はいらない
空と海と大地に降り立って人から人へと
ジプシー・サンディー ジプシー・サンディー
寒がりのパンクス 吐く息はダイヤモンド
チャイナドレスのあの子に一目惚れ
ずっと彼女と二人でいれたら
それだけでいいと言って笑った
流れ星みたいにゴージャスに踊って
誰にも気付かれず消えてった ジプシー・サンディー
ジプシー・サンディー ジプシー・サンディー
ジプシー・サンディー ジプシーサンディー
ジプシー・サンディー ジプシー・サンディー
ジプシー・サンディー
アイスバーンをすべる 星達とララララ
フィルムメイカーにもう用はないだろう
無言の宇宙で声が聞こえる
最初からさ 何もないのは
どこかに本当に果てというものがあるなら
一度くらいは行ってみたいと思う
ジプシー・サンディー ジプシー・サンディー
ジプシー・サンディー ジプシー・サンディー
Let me go Let me go Let me go
Let me go Let me go Let me go
連れてくよ 犬だって猫だって
いつだって別々さ 君がそう思うなら
ジプシー・サンディー ジプシー・サンディー
ジプシー・サンディー
30.デッドマンズ・ギャラクシー・デイズ
作詞:YUSUKE CHIBA
作曲:THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
ミッドナイト・クラブヘブン サーカスが見たいらしい
曲乗りが俺の仕事 キャット・フードぶちまけた気分
デッドマン・デイズ
目の前に広がる 黒い宇宙の中
吸い込まれてくのさ 無重力 クラクラの旅
デッドマン・デイズ
甲高いさけび声が 楽しげに響いて
ピエロは首吊って それでも笑ってたんだ
デッドマン・デイズ
加速するギャラクシー・デイズ
ロケットには“I LOVE YOU.”
銀河を突き抜けて 宇宙を手に入れろ
世界には必ず 悪がつきものだって
忘れかけてる頃 奴はフラッと来て言う
デッドマン・デイズ
あの娘のハートが揺れて動くから
哀しみはきっとそこで生まれてる
加速するギャラクシー・デイズ
ロケットには“I LOVE YOU.”
銀河を突き抜けて 宇宙を手に入れろ
宇宙を手に入れろ 宇宙を
31.ダニー・ゴー
作詞:yusuke chiba
作曲:thee michelle gun elephant
狂い咲く坂道 笑い出す口笛
どこからか聞こえては消えてゆく
色ひからびた空を焼きつける
なだらかな坂道 吐き捨てた口笛
どこからか聞こえては埋め尽くす
色ひからびた空に焼きつける
振り返らず 錆びた風は続くだろう
狂い咲く坂道 笑い出す口笛
どこからか聞こえては消えてゆく
色ひからびた空を焼きつける
振り返らず 錆びた風は続くだろう
ざらつくダニー かき鳴らしていくんだろう
ダニー・ゴー ダニー・ゴー
ダニー・ゴー ダニー・ゴー
振り返らず 錆びた風は続くだろう
ざらつくダニー かき鳴らしていくんだろう
32.エレクトリック・サーカス
作詞:チバユウスケ
作曲:THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
昼間の街は平らな庭で
夜になってから花が咲く
赤いサイレン ライトの群れ
クラクションの中キスをした
※俺達に明日がないってこと
はじめからそんなのわかってたよ
この鳥達がどこから来て
どこへ行くのかと同じさ※
△エレクトリック・サーカス 燃えあがる空
澄みきった色の その先に散る△
きらめくタイヤ火花散らして
地鳴りのエンジンが踊ってる
そこにいるはずの星と月
やわらかに通る彼女の声
エレクトリック・サーカス 燃えあがる空
澄みきった色の その先に行く
(※くり返し)
(△くり返し)
エレクトリック・サーカス その先に行く
夜になってから花は咲く
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